WordPressを勧められた時に確認すべき質問
前回のコラムを読んで、続きが気になった方のためにリスト形式で用意しました。
- なぜ、WordPressが必要なのですか?
- 更新しない場合でも、WordPressにするメリットはありますか?
- 静的サイトという選択肢はありますか?
- 月額費用は何に対して発生していますか?
- 保守契約をやめたら、サイトはどうなりますか?
- トラブルが起きた場合、どこまで対応してもらえますか?
- 将来、サイトの方向性が変わったらどうなりますか?
順番にみていきましょう。
①なぜ、WordPressが必要なのですか?
「シェア率No.1で、みんな使っています」などではなく、目的に紐づいた理由を説明してもらいましょう。たとえば
- 定期的にブログを更新する予定がある
- スタッフが自分で”新着情報”や”お知らせ”を追加する
- 会員機能や検索機能が必要
このような具体的な理由があるかどうかがポイントです。
②更新しない場合でも、WordPressにするメリットはありますか?
ここで納得のいく説明ができるかどうか。
更新予定がない場合、メリットよりデメリットが上回る可能性が高いです。
具体的なデメリットは、・セキュリティ・運用コスト・将来性 になります。
③他の選択肢はありますか?
ウェブサイトの種類はたくさんあります。WordPressのようなソフトウェアをインストールする必要のない”静的サイト”や、WixやStudoといった”ノーコード”など。
サイトを作る目的に合わせた説明があると信頼できます。
④月額費用は何に対して発生していますか?
WordPressといったシステムをインストールする場合、
- 本体(WordPress)のアップデート
- プラグインのアップデート
- PHPのアップデート
- バックアップ
- 不具合対応(アップデート時に起こりがち)
などの管理が必要になります。その理由も聞いてみましょう。
⑤保守契約をやめたら、サイトはどうなりますか?
- サイトはそのまま使えるのか
- 管理画面には入れるのか
- 他の制作会社に引き継げるのか、または自主管理に出来るのか。
ここは必ず聞いておきましょう。〇年契約といったものは後にトラブルになりやすいです。
⑥トラブルが起きた場合、どこまで対応してもらえますか?
WordPressは、前述したようにシステムをインストールして利用します。このシステムのアップデートやプラグインの影響で不具合が起こることもあります。そとときに
- 誰が対応するのか
- 追加費用は発生するのか(保守管理費用に含まれているのか)
これは事前に確認しておきましょう。
⑦将来、サイトの方向性が変わったらどうなりますか?
思いのほか更新が面倒だとか、保守管理費が負担になってきた、またはノーコードの方が楽そうだな、などといった理由で、WordPressをやめるときが来る可能性がある場合の選択肢も聞いておくと安心です。
WordPressは多機能なゆえ、ノーコードや静的サイトに変更するのは簡単ではありません。特に会員機能や予約機能も付けている場合、変更が不可能なこともあります。追加費用や外部サービス連携が必要になることもあります。
決してWordPressが悪いわけではありません。実際に多くのサイトにとって最適な選択肢でもあります。大切なのは、「なぜそれを選ぶのか」を理解したうえで選ぶことです。
WordPressを導入していると、新着情報やブログを書くのは簡単です。しかしこれを続けるのは意外と面倒です。WordPressで作られているのに、数年前から更新が途絶えている、といったサイトは実際にかなり多くあります。その間も保守管理費は発生します。放置していればセキュリティリスクが高まります。かといって、静的サイトに変更となると、時間も費用もかかります。
個人的には、小規模なサイトであれば(6~8ページ以下を目安に)まずは静的サイトから始めた方が無難かと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました(^O^)/